2012年2月22日水曜日

ご報告

前回PCAとして働き始めたことを報告したばかりでしたが、なんとまたもや急展開なことがありました。

なんと、なんと、、、オーストラリアの看護師資格が取れてしまったのです!!!あまりにも予想外の展開で、信じられない気持ちと興奮で落ち着かない時間を過ごしました。

自分の中の理解では、資格を取るにはBridging courseと呼ばれる10-12週間ほどのコース履修(オーストラリア以外の国出身の看護師のためのコース)が最低限必要、と思っていたのに、そのコースなしにいきなり資格が取れてしまったのです。

オーストラリアでの資格申請の流れは実に色々あり・・・これに関してはまた別の機会に詳しく紹介したいと思います。

今日は取り急ぎ報告でした♪

2012年2月17日金曜日

初給料

今までお気楽主婦生活だったのですが、2週間前から仕事をしています。そして昨日はオーストラリアで初めてお給料をもらいました。この数ヶ月、近所でボランティアしていたのですが、こうしてお給料をもらえる仕事があるというのはやはりうれしいものです。

何をしているかというと、近所の老人ホームでPCA (Personal Care Attendant)をしています。日本では介護助手にあたるでしょうか。

オーストラリアでPCAとして働くには最低限Certificate IIIというものが必要です。PCAは資格は必要なですが、コース認定が必要とされています。学校にもよるようですが、大体3-6ヶ月くらいかかるそうです。費用は私の知る範囲では1800ドルから数千ドル。オーストラリア国籍もしくは正式な永住権がある場合は政府の援助があり、学校によっては200ドルくらいで取れるそうな。ちなみに私の場合は“仮”永住権の身なので学校に行く場合は高いほうを払う事になります。。。

こちらの看護学生さんたちの多くはこのPCAを経験しているようです。学生でもPCAとして働けるのだから、Hadijaでも出来るんじゃない?といわれて去年の10月ごろからそのチャンスを探していました。

まずは履歴書をもって近所の老人ホーム3施設にいってみました。そうしたら1件から面接の連絡が!!!と喜んだのはつかの間。。。面接では好印象を持ってもらったようで、「ぜひ雇いたい!」といわれたのもの、「ただ、あなたの学歴、経験がオーストラリアで通用するかわからない。雇いたいけども、雇っていいものか??」といわれました。ああぁぁ、そう簡単にはいかないか、と思いながらも、面接をしてくれたマネージャーさんたちに「何かしらあなたの日本・カナダの資格が認められたらまたぜひ連絡して欲しい」といわれ、その日はお別れしました。

そこから、色々情報収集を始めました。外国からきたナースが、資格を取るまでの間にPCAとしてはたくケースはあるだろう!と思ったのですが、これがなかなか良い情報がありませんでした。大体の場合はすでにオーストラリアの看護学校に編入などのコースにすでに入っている場合で、私のようにまだ学校もいっていない場合はCertificate IIIのコースに通う様子でした。

ところどころで、「カナダと日本の資格と経験を査定してもらって、その結果しだいで必要なコースをとってみたら」というところまでたどり着いたものの、「補助金が出ない状況では査定もできない」といわれたり、場所が変われば「Hadijaさんの場合、Registered Nurseを目指しているのならば、PCAのコースに行くというのは無駄では??」と言われたり。聞く場所によって情報も変わり、大混乱していたHadijaでした。。。

情報があるようでないような状況でたどり着いたのが、Victoria州で行っているOverseas Qualification Assessmentというところでした。こういう査定は民間でもあるのですが、費用も時間もCertificate IIIをとるのと同等にかかるといわれて、見送っていたところでした。ところが、このVictoria州のAssessmentは時間は6-8週間かかるものの無料!英語の卒業証明書と成績証明書、その他身分証明などをを送るだけでした。

そして届いた結果が

On the basis of assessment guideline published by the National Office of Overseas Skills Recognition (AEI-NOOSR) in the Country Education Profiles for Japan, the above mentioned qualification (Bachelor of Science in Nursing) is assessed as comparable to the education level of an Australian Bachelor Degree.

簡単に訳すと、私の日本の看護学士がオーストラリアの学士と同等、と査定された結果でした。

実はカナダでも同じような査定を受けていて、その旨をある学校に相談強いようとしたら、「カナダでそう認められてもねぇ。。。オーストラリアは厳しいからね。あなたの学歴が本当にBachelor degreeなんてわからない。オーストラリア以外の国から来た人たち、大卒といってもそうでないことが多いからね」と門前払いを受けました。。。なので今回の結果は本当にほっとしました。

この結果を以前面接をしたマネージャーにメールで2月1日に連絡。翌日すぐに連絡があり「いつからこれる?」と!!そして2週間前の2月3日、雇用関係の書類を色々受け取り、2月6日から働き始めました!!

といっても、週に2-3回程度。短い日は4時間、長くても7-8時間のシフト。Casualとしての勤務(いわゆるパート)なので久々の仕事のスタートとしてはちょうどいいです。

オーストラリアでは大体2週間毎お給料が支払われます。私は働きはじめて翌週がお給料日だったので、早速最初の1週間分のお給料をもらえたわけです♪

参考までにOverseas Qualification Assessmentのサイトです(Victoria州)

http://www.business.vic.gov.au/BUSVIC/STANDARD/PC_63286.html

2012年2月14日火曜日

近況など

最後の日記がすでに1年以上。。。すっかりご無沙汰しております。

前回はカナダでの大雪を報告しましたが、現在はオーストラリアのメルボルンで生活しているHadijaです。このブログはもともと仕事中心に書く予定だったので、この約1年は仕事もせずブログも更新せずでした。

でも時々「最近ブログ書いてないの~?」なんて気にしてくれる読者もおりまして、また細々と続けてみようと思っています。

2011年は私にとって変化の大きな年でした。

3月、カナダでの生活には一区切り付け、オーストラリアに引っ越しました。実はあまりお知らせしてなかったのですが、婚約者がメルボルンにいたためです。

大遠距離だったこともあり、具体的な計画を立てるのは難しく(私の仕事やオーストラリアのビザの関係など)ほとんどの友人にも事後報告で失礼しましたが、7月30日メルボルンの小さな教会で家族中心の小さな式を挙げました。




結婚でオーストラリアに移動してきましたが、こちらでも看護師の資格をとって、出来れば母性の領域で病院でも地域でも仕事ができたらなぁ、なんて思っています。でも資格はいったいいつ取れるか・・・???この件に関してはまた別の機会に。