2013年9月1日日曜日

Cook Islands その3 Aitutaki

もともと1週間ずっとおなじRarotongaという島にいる予定だったのですが、街をぷらぷらあるいていたら、Aitutakiへの素敵なツアー広告を発見。
http://www.airraro.com/clientpages/raro/aitutaki.html

せっかく近くまで来ているのだから、ということで日帰りツアーで行くことにしました。Rarotongaから飛行機で1時間くらいだったような?もう半年前なので記憶が定かでないですが。。。


飛行機からみえた景色。Aitutakiの一部分。カメラに収まりきれない、美しいさんご礁に囲まれた島でした

ツアー中の船の中ではガイドさんたちのウクレレ生演奏。歌も上手だった!

ランチBBQをした小さな島。白い砂浜と透き通る水。

水の中で写真を撮ろうとしていたら足元にあたるものが・・・(↓)
魚が隠れているのがわかるでしょうか・・・?
どこに行っても白い砂浜とエメラルドグリーンの海
最初値段を聞いた時、ちょっと高いなぁ・・・と思ったのですが、Aitutakiの美しさは一度みて見たい!と夫と意見が一致。行ってみて大満足でした。次回は日帰りでなく、ぜひ数泊してみたいところです。



2013年8月22日木曜日

Cook Islands その2

またブログ放置状態でした。。。素晴らしかったCook Islandsの滞在記を更新しようと思いつつ、その1を書いてからもう4ヶ月以上経過!

数ヶ月以上経過しても、まだまだCook Islandsの素晴らしい思い出は色あせていないので、更新してみます。

出発前に前述したトラブルはありましたが、無事到着。真夜中に現地到着でしたが、宿泊先がホテルまでの送迎を手配しておいてくれたので移動は難なくできました。しかし、空港から宿泊先まで車で10-15分程度の距離で一人たしかNZ$30ドルだったのは高かったですが、これ以外に夜中の移動手段が始めての土地では不安があったのでお願いしました。ちなみに帰りはタクシーにしてみましたが、あまり変わらず。Rarotonga(Cook Islandsのメインの島)ではタクシーはとても高いのです。

宿泊先はインターネットでみつけたCastaway Resortというこじんまりとしたアパートメントタイプのホテル。星は3つですが、どの口コミでもとても評判よし。値段もイースター中にしては良心的で決めました。星4つ、5つになればもっとリゾートホテルタイプのものもありましたが、値段の割りに評判はいまひとつ?なところが多く。Castaway Resortに泊まってみて結果的には大満足。まず、オーナーカップルがとてもよい人たちで、このホテル(彼らはリゾートと呼んでいた)のケアにとても力をいれていることがとても伝わってきました。清潔感第一。そしてゲストへの気遣いは素晴らしかったです。

Rarotongaという島自体、とても小さく、バスで1時間ほどで一周できる大きさ。島内には時計回り・反時計回りのバス(有料)が走っていて、本数は少ないものの、移動にはあまり困りませんでした。というのも、基本的にホテルの目の前のビーチ、もしくはビーチ沿いにあるいていけるスノーケリングスポットで昼間は過ごして、夜は徒歩圏内、もしくはバスでレストランへ。近所に2件ほどローカルのコンビニのようなお店もあり、場所は結構便利でした。この島自体、ハワイやプーケットなどのリゾート地とはまったく違い、まだあまり開発されていないので、いわゆる観光地のナイトライフを期待する人には向かないですが、あまり人ごみのないところで静かに海辺で休暇を過ごしたい人にはとてもよいところだと思います。

Castaway Resortの敷地内にビーチはもちろん、潮が満ちてくるときはスノーケリングに最適スポット。引き潮の時は泳げないですが、リーフシューズがあればビーチの散歩はとても楽しいものです。ちなみにCastaway Resortのビーチから歩いて20分くらいのところにはいつでもスノーケリングが楽しめる穴場スポットもありました。
Castaway Resortでのビーチ。ここは島の西側に位置しており、夕方はサンセットを眺めながらのバーとなる


引き潮のとき。地元の人たちはウニをとっていた。潮が満ちているときは楽しいスノーケリングスポット。

リーフシューズ大活用!

1週間の滞在中、主にスノーケリングをしたりビーチで本を読んだりとのんびり過ごしていまし、2日ほどダイビングに行きました。そしてまったく予定外でしたが、一日ツアーでAitutakiという別の島にも行きました。その様子は次に続きます。

2013年4月3日水曜日

Cook Islands その1

3月26日から4月2日の間、Cook Islandという島(国)にいってきました。まだ記憶が新しいうちに旅行記でも。

この島はNew ZealandのAucklandから飛行機で4時間ほどのところで、Melbourne-Auckland-Rarotonga(Cook Islandのメインの島)というルートでいきました。ちなみにSydneyからは直行便もあります。オーストラリアからはFijiに行く人が多いのですが、このCook Islandはニュージーランドからの旅行者が多いようです。ちなみにCook Islandはニュージーランドとは違う国ですが、ニュージーランドの通貨を使います。

MelbourenとAucklandは時差は2時間ですが、おなじ日付内。AucklandとRarotongaは時差自体は1時間Rarotongaが進んでいますが、日付は一日遅れます。Rarotongaは日付変更線の東側に位置するためです。ということで、Melbourne出発は3月26日でしたが、実際の到着は3月25日、帰りは4月1日Rarotonga出発でMelburne到着は4月2日という旅程でチケットとホテルを手配。

ところが、、、予想しないトラブルが起きるのがオーストラリア生活。。。

飛行機のチケットはVirgin Australiaだったのですが、出発の数日前にこんなEmailが届きました。

*******************

Hadija様。

あなたの予約した旅程に変更があるのでお知らせします。
Melbourne-Auckland 3月26日出発。VA8034便
Auckland-Rarotonga 3月25日出発。VA163便 現地到着24日

*******************

??????

MelbourneからAucklandは約3時間半のフライトでおなじ日付内にあるはずなのに、、、乗り継ぎ便が26日でなく25日に変更された、とのお知らせ。まったく意味がわかりません!

すぐに予約番号でVirgin Australiaのサイトで確認してみると、チケット自体が本当にそう変わっていました!!!!でも一体どうやって乗り継げというのでしょうか。。。

もちろんすぐにコールセンターに連絡。コールセンターの人も困惑。

なんだかんだのやり取りの末、チケットはもともとの旅程に直されました。出発して乗り次まで若干の不安はあったものの、無事Rarotongaに到着!楽しい旅行記の内容は次に続きます。


ところで、いろんなことがいい加減だと感じるオーストラリア生活。

26日Melbourneでチェックインした際も、係員にAucklandでの乗り継ぎに関して注意を受けました。

「荷物はRarotongaまでもうチェックインしてあるけども、Aucklandで必ず荷物をピックアップしてRarotongaへの乗り継ぎをしてください。必ずですよ!」と。

通常、目的地までチェックインして、荷物のタグもそうなっていて、かつ国際線乗り継ぎの時は荷物ピックアップなんてしないのでは??と思ったのですが、Aucklandでの乗り継ぎはしたことなかったので、そういうものかねぇ~と夫とAuckland到着時荷物を探します。ところがそんな場所はどこにもありません。おまけに空港の係員もほとんどいない状態。。。やっと航空会社に電話できる場所を見つけ問い合わせてみると、あっさり「荷物はRarotongaまでスルーです。Aucklandでピックアップは必要ありません」と。

Melbourneでチェックインした際の注意事項はまったく違う情報でした。さらに小さなおまけは、、、チケットに記載された私と夫のマイレージ番号もどこからとったのか?というまったく違う番号でした。。。

本当に、何事も自分で確認が必要な日々です。





2013年3月9日土曜日

暑いです。。。

最近のメルボルンは連日30度越え。湿気がないので日陰に入ると涼しいことが多いですが、それでも気温が高いとやはり暑いは暑い。乾燥もひどく、今年の夏はあちこちで山火事も起きました。

暑い中、我が家でほぼ毎日食べるものがスイカ。一人一日あたり1キロくらい食べているんじゃないか?というペースです。


これは10キロくらいのスイカでした。ちなみにお値段は一キロ1-2ドルくらい。安いと70セントくらいです。今日も10キロのスイカ購入。この先1週間も30度越えが予想される毎日で、まだまだ我が家のスイカ消費は続きそうです。


スイカと並んで消費率が高いのがお蕎麦。といっても、アジア系食材屋さんで買う韓国製のお蕎麦(乾麺)。味は日本のものとは比較にならないですが、こう暑いとやはり冷たいお蕎麦を食べるのが一番。幸い夫は日本食は抵抗なく食べれ、お蕎麦も好きなようで、たすかります。

ただ、一つ困ることが。。。

私は日本式に思いっきり「ずるずるー」と音を立てて食べるのですが、そのつど夫の厳しい視線が飛んできます。日本人でない夫にとって、この音を立てて食べる、というのがとても不自然というか、まぁ、マナーとしてはよくないのですよね。その夫はお蕎麦を音を立てずに、実に食べにくそうに口に入れています。私が「お蕎麦は音を立てないと上手に食べれないよ」といっても聞く耳持たず。そんな夫と食べる時は、私も控えめに音をたてて食べたり。でもやっぱり麺ものは音を立てて食べるのが美味しく感じる!と思って、数日前のお昼、一人だったときは思いっきり音を立てて食べたものでした。






2013年2月21日木曜日

忙しい新しい職場

前回、おなじ新生児分野の看護でも、働く病院によって業務量が違うことに触れました。その理由や現状は私もまだ模索中なのですが、私なりの理解の範囲でご紹介します。

メルボルンというと、一般的にMelbourne Metropolitanといいます。これは東京がTokyo Metropolitanといわれるのと似ているでしょうか。しかし、東京都民が1300万人(平成25年1月1日時点の東京都の統計より)に対し、メルボルンがあるビクトリア州全体でおよそ500万人、そのうちのメルボルン(近郊を含め)およそ400万人となっています。

約400万の人口をかかえるメルボルンには16つのHealth Regionがあります(http://www.health.vic.gov.au/hospitals/pubwebs.htm)。基本的にオーストラリアの保健・医療費は公費でまかなわれています(プライベートの施設はもちろん有料)。診療を受ける際は住んでいる地域の病院にかかることになります。一般成人に関しては私はなじみがないのですが、たとえば妊娠・出産で診察や入院をする場合、住んでいる地域をカバーしているHealth Regionの病院にいくことになります。そしてそこでかかる費用は基本的に無料です。日本は妊娠・出産はとてもお金がかかることですが、カナダでもオーストラリアでもお金の心配はあまり必要ありません。ただ、カナダとオーストラリアの妊娠・出産事情で大きく異なるのは、プライベートの保険システムがあることです。プライベートの保険に加入している場合は自分で産科医を選べ、継続的なケアをうけられます。かつ入院中個室に入れたり、聞いた話ですが「手厚い」ケアをうけられるとか。無料のPublic serviceを受ける場合は、妊婦検診や出産の時は、その時勤務している医師の担当となるんので、個別の一貫したケアというのは難しくなります。ちなみに出産後の入院期間はPublic hospitalで2日(48時間をきる場合もあり)だとか。帝王切開でも3日だそうな。日本とは大違いですね。。。

また、プライベートの保険がないと、歯科や理学療法、眼科(とくにめがねやコンタクトレンズ)などはすべて自費となります。それに加え、何かしら手術や専門医の診察が必要な場合はとてつもなく長い待ち時間が生じてきます(緊急を要するケースはもちろん優先されますが)。私の知人はひざの手術が必要らしいですが、待ち時間1年だとか。これがプライベートの保険を持っている人は待ち時間がぐんと短くなります。

プライベートの保険に関しては私もまだ情報収集中なので、詳しくはまた今度ご紹介しますね。

私がいまCasualとして雇用されているのは16のHealth RegionのうちのSouthern HealthとRoyal Women's Hospitalの2つです。Royal Women's Hospitalにはこの一つの病院しかないですが、Southern Healthには8つの医療施設があります。この8つのうちのひとつ、Monash Medical Centre Claytonというところがうちから歩いてすぐの病院で、ここの新生児科(Monash Newborn Services)での仕事が最近始まりました。

私は今までMonash Newborn ServicesとRoyal Women's Hospital、そして人材派遣会社と通して、Royal Children's HosiptalとAngliss Hospitalの4ヶ所で仕事をしました。この4つともHealth Regionは異なります。そしてそれぞれ違う予算を割り当てられいる様子です。

私が4ヶ所で働いて感じたのがMonash Newborn Servicesでは一人のナースが担当する業務量がとても多いということです。重症度が高い割りに、それに必要なだけのナースが割り当てられてない(つまりその人材の分の予算が割り当てられていない)、と初日から感じ増しました。たとえばおなじ重症度でRoyal Children's Hosiptalであれば一人のナースが受け持つのは2人です。これがMonash Newborn Servicesでは3人、ひどい時は4人となることも。さらに違うのは、Royal Children's HospitalやRoyal Women's Hospitalでは赤ちゃんを受け持たないフリーのナースが原則勤務しているのですが(スタッフ不足でいないときもあるけども、その割り当てはある)、Monash Newborn Servicesではフリーのナースがもともといません!!なので、自分の受け持ちの赤ちゃんのことはすべてやらなくてはなりません。手のかかる処置や検査だしもすべて自分でやることになり、助けが必要な場合は周りの同僚と助け合うことに。

またSouthern Healthは予算の割り当てがすくない?と感じるのは、使っている物品やら備品、モニターや保育器にも感じられます。基本的にMonash Newbornで使うのは古いものが沢山あります。小さいことですが、赤ちゃんのおしり拭きひとつにしても、物足りなさを感じます。。。細かいところで不便を感じると、これが積もり積もり、やりたいことがはかどらない→さらに忙しくなる、ということがよくあります。

今までも予算がすくなかった様子のSouthern Healthなのですが、今後さらに予算カットが・・・!!!今年度予算、なんと、、、およそ13億円減ることにぃーーーー!!!この影響が早速でてきています。私たちCasualの勤務時間(日勤・夜勤)は8時間から7.5時間に減らされました。労働時間が減れば、お給料も減るわけで、その分雇用主としてはお金をセーブできる、というわけです。この時間短縮は常勤スタッフにはおきていません。というのもCasualスタッフは1.25倍の時間給をもらうので、まずはお給料が高いスタッフから時間短縮、となったのです。しかし、今後は常勤スタッフにも時間短縮の流れがくるかも・・・とみんな心配している様子です。

時間が減らされても、こなす業務量は以前と同じです。なので最近は余計にMonash Newborn Servicesで忙しく感じます。でも歩いて10分以内に職場に到着(病院の建物までは5分!)という通勤のしやすさは何にも変えられません。あとは、これだけ忙しくて重症度もあるところで働いていたら、どこでもいけるようになる!!と前向きにもなっています。

と、ここまでいっておいてふと日本で仕事をしていた時を思い出しました。日本での仕事量を考えたら、今忙しい!とおもう職場の仕事量はそれほどでもないなぁ、と。すっかり私は甘くなってしまったものです。。。



2013年2月17日日曜日

新たな職場

すっかりブログ放置にしている間に2013年になってしまいました。それも2月半ば。。。気づいたらもう5ヶ月近く更新してませんでした!

それには一応理由があり、11月末から仕事場所が増えました。相変わらずCasualですが、まえまえから狙っていた近所の病院(Monash Medical Centre)でのNewborn Services勤務。以前ブログにも書きましたが、ここには1年前オーストラリアでの資格がとれてすぐに履歴書を送っていました。それも3回。しかし、まったく音沙汰がなく、ほかで働きつつ、OnlineでCasual positionに応募してみるもまったく音沙汰なし。オーストラリアはいろいろのんびりだから、と回りに言われつつ、気長に待ちすぎ、数ヶ月経過したところで、「ところでOnlineで応募たけんどうなってますか?」と連絡したら。。。

「Hadijaさんのカナダのマネージャーさんの一人から返事がずっと来てません」といわれました。就職活動の際、重要になってくるReference check(推薦状のようなもの)が最低2通は必要なのですが、この1通が人事課に来なかったそうです。というのも、カナダ時代の上司の一人が突然退職していて・・・!そんなことを知らなかった私も私ですが(推薦状をお願いした時点では了解を得ていたから)、音沙汰がないことを知らせない病院の人事かもどうかと。。。

とにかく、そんな連絡を受け、再度カナダ時代の職場に連絡を取り、やめてしまった上司には連絡取れないものの、別の上司にReference checkをお願いしました。その後なんとかやり取りがすすみ、10月にMonashの人事から「書類が全部確認できました。あとは新生児室のマネージャーさんとの面接があるから、近いうちに連絡します」と。でもこの近いうち、もっ結局1ヶ月くらいかかったのですがね。。。

まぁ、そんなこんなでのんびりペースでしたが、Monashでの採用も決まったわけです。

このMonashの職場はうちの玄関から職場のドアまで徒歩10分弱という距離!ほかの新生児科がある病院に比べてMonashでの仕事はかなりきついのですが(これはまた別の機会に紹介します)、この通勤のしやすさは本当に便利です。Royal Women's HospitalというところでもCasualで仕事をしていますが、ここは通勤片道1時間半はみて家をでます。仕事内容はおなじ新生児でもWomen's Hospitalでの仕事はかなり楽チン(業務量がまったく違うのです)。MonashとRoyal Women's Hospitalの立地が逆だったら・・・・といつも思います。