2015年1月1日木曜日

Christmas in Germany

2014年のこすところ、あと8時間ほど。ドイツより今年最後のブログ更新です。

毎年クリスマスは夫の実家のあるドイツに帰省しています。日本のクリスマスは休日でもなく、バレンタインのようにカップル向けのイベント日という感じですが、北米でもオーストラリアでも、そしてここドイツでもクリスマスは家族で過ごす大切な祝日です。

北米だと12月に入ると各家庭でクリスマスツリーを家で飾り付けることがおおいのですが、ドイツでは12月24日に飾りつけをします。そして飾りつけは基本的に親がやり、子供は夜まで見ないそうです。ただ、今年は夫の父が高齢になってきていることもあり、腰の調子も今一つなようだったので、私もちょこっとお手伝い。数時間かけて飾りつけをしたら、木の下にプレゼントを並べ、ツリー以外にもリビングにいろいろな飾りつけを義弟がやりました。



夫の実家にある古くからの手作りアドベンドカレンダー



夜は早めの夕飯を6時に。ちなみに普段は朝食が9時ごろ、どーんと大きな昼食が1時ごろ、4時にティータイムがあり、8-9時ごろに また夕飯という感じですが、この日は各自クリスマスの準備が忙しかったので、昼食もティータイムもなく各自食べたい時に軽く済ませ、6時に恒例のクリスマスディナー。夫の実家ではドイツの典型的なポテトサラダ(ベーコンと玉ねぎがはいったシンプルなサラダ)にゆで卵とスモークサーモンを乗せたものを24日の夕飯にいつも食べます。写真を撮っておけばよかった。。。

夕飯を済ませたら、両親が「Christkind(クリスマスプレゼントを運ぶ天使)がやってきた~」と鈴を鳴らし、2階で待機していた私たち(夫と弟たち)がリビングに降りてきてきます。ちなみに夫は毎年この鈴がなるまでクリスマスツリーを見ないそうです。「きよしこの夜」をドイツ語で歌いながらみんなでプレゼントを開けます。私もたくさんのプレゼントをいただきましたが、その中の一つがドイツ語の辞書!もっとドイツ語がんばらねば。。。とちょっとプレッシャー。

プレゼント交換がひと段落したら、夜は教会へ。私も行くときもあるのですが、ひどい時差ぼけでつかれていたので今年は参加せず。というのも、10時のミサに参加するのに大体9時ごろから教会で席を確保するために待ち、終わって帰ってくるのは12時過ぎ。クリスマスのミサは独特の雰囲気があり、クリスチャンでない私でも楽しめるのですが、時差ぼけで断念しました。

翌朝はこれもまた恒例のクリスマスの朝食。おそらく夫の実家ならではなのですが、、、巨大なケーキがいくつも食卓に並びます。


今年はケーキ5種類。最高8種類並んだことも!

たっぷりと朝食をとって、数時間後にはお昼をたべ、また4時にはティータイム、9時ごろまた夕飯、と食べ通しのクリスマスです。クリスマスの当日だけでなく、私たちの滞在中はほぼこのような感じでいつも食べ通しなので、ドイツ滞在中は軽く2-3キロ増量します。。。。

ドイツのクリスマスといえば、クリスマスマーケット(Christkindlmarket)。夫の実家から車で20分くらいのところに地元の人たちに人気のSpeyerという古い街でもクリスマスマーケットがあります。毎年クリスマスの帰省の際には必ず行く場所です。寒いのですが、その寒さの中ホットワイを飲みながらソーセージを食べるとなんだかほっとするものです。

約1000年の歴史をもつSpeyerの大聖堂

夜は大混雑のクリスマスマーケット

いたるところでホットワインのお店が

大きなソーセージをこのようにパンにはさんで食べます

 と、こうしてブログを書いている間に日本では新年を迎えたようです。明けましておめでとうございます。2015年も気ままなHabariとなりそうですが、またお立ち寄りください♪