2016年1月28日木曜日

新年早々の出来事

クリスマスから新年にかけてドイツの家族たちと過ごしていました。ものすごーくのんびりした時間を過ごすのですが、元旦になったばかりの夜中にとんでもないことがおきました。

ドイツの年越しはいたるところで花火が打ちあがり大騒ぎとなるのですが、一般的な住宅街でも各家庭で花火花火。それも小さな手持ちの花火でなく、結構大きな打ち上げ花火。

大晦日の夜。リビングのテレビでのカウントダウンが始まる前にみんな厚手のコートを着て靴も履いて準備万端。最初にその様子を見たときはよくわからなかったのですが、今では私もそんな準備を年越し直前にするようになりました。


0時になった瞬間、みんなで「明けましておめでとう~!」とひとりひとりに急いであいさつして、すぐに花火を持って外に。そしてつぎつぎと花火を打ち上げていきます。

私が子供のころ家でやっていたような小さな花火とは大違い・・・!本格的な打ち上げ花火。参考に動画をはってみます。



私はいつも「こんなすごいの、個人レベルでやるの、危ないんじゃないかなぁ。。。」と思っていてい、小さめの打ち上げ花火をちょこちょこやる程度。でも私の夫はこの花火を毎年楽しみにしていて、積極的に参加。

花火が始まって10分位したところ、夫に異変。顔を抑えながら家のほうに近づいてきました。近づいてきた夫の顔からは大出血!!!!どうやら花火のかけら(プラスチック?)かなにかが左眼の横のあたりに当たったようでした。。。。

急いで洗ってみると、ぱっくり見事に切れていました。ススのような汚れもこびりついており、傷もすこしぎざぎざとしていて、きれいには洗いきれず、とりあえずたっぷりと消毒液をかけてみました。

出血はだらだら続き、眼の近くと心配だったので救急に行くことにしました。縫わないと駄目かなぁ、という感じだったのですが、幸い救急につくころには出血は落ち着いていました。救急は予想外に空いており、すんなりと診察をうけられたのですが、処置はいたって簡単。ただ傷の洗浄は「え?こんなに簡単に??」という感じ。まぁ、私の最初の洗浄がよかったのだろう、とポジティブに思うことにしました。

傷は縫わずにジェルタイプの接着剤のような薬をつけて「4日間は水にぬらさないように」といわれ、念のため破傷風の注射をしておしまい。

数日後は軽度の火傷のような傷やアザも眼の周りにしっかり出てきて、すごい顔になってしまった夫。でも本人はけろりとしていて、「いやいや、これで1年分の悪いことが一年の最初にぜんぶ出たってことさ」と笑っていました。本当にそうだといいのですが!

今でも傷は残っていますが、めがねのフレームでちょうど見えないあたり。大事にならず不幸中の幸いでした。本人も「これが頭に突き刺さっていたら、って思うと怖いよねー」と。確かに頭でなくてよかった。。。

こんな新年の幕開けでした。今年はどんな年になるのか?!?!






2016年1月22日金曜日

全豪テニス 大阪なおみ選手!

年末年始は今年もドイツで過ごしておりました。年明けからとんだハプニングがあったのですが、それはまた後日かくとして。。。

1月のオーストラリアといえばテニス・テニス。今週からは全豪テニスですが、その前哨戦がブリスベンやパース、シドニー、などほかの都市でも開催されていてほぼ毎日テニス中継。テニスをテレビで観始めるとほかのことが手につかない日々です。

日本人といえばやはり錦織選手。オーストラリアでもファンは多く、かなり注目されていて、緒戦からテレビで試合が中継されています。1週目は試合数が多く、地元オーストラリアの選手の試合っもあるなか、錦織選手の試合が中継されるというのはやはり注目度の高さゆえでしょう。

でも、こんかいは彼の活躍だけでなく、私が注目している選手がいます。大坂なおみ選手。皆さん、ご存知でしょうか??

彼女は国籍は日本ですが、お父さんがハイチ人でうまれは大阪でもそだったのはほとんどアメリカだそうな(ネット情報より)。私はこの全豪がはじまるまで大坂選手のことはしらなかったのですが、初戦のハイライトを観た時に「ものすごいパワフルなショットをもつ選手、え?日本人??」と驚きました。身長が180センチだそうで、その長身から180キロをこえるサーブをばしばしうつのです。

2回戦に進むことになり、これはぜひコートサイドで試合を観てみたい!!とおもって昨日21日(水)の2回戦観に行ってきました。(テレビ放映はまずないとおもっていたのもあり)

昨日の相手は世界ランク19位のElina Svitolina(ウクライナ)。大坂選手はランク100以下でオフィシャルガイドに写真もなし。E. Svitolinaっは細身の身体ですが、かなりパワフル。コースもショットも良いのですが、大坂選手も負けていませんでした。忍耐づよいラリーが沢山続く中、大坂選手の勝ちポイントが重なり、E. Svitolinaの苛立ちがみえてきたり。。。大坂選手もミスはありましたが、冷静な様子でした。

結果大坂選手の2セット勝ち。次回は全豪で優勝経験のあるVictoria Azarenka・・・!彼女は怪我でランクを落としているものの、パワーは健在。Azarenkaのほうが強そうですが、大坂選手の冷静さとパワーショットで勝つ可能性もおおいにあるかと。

大坂みなみ選手、日本国籍ながらあまり日本語より英語のほうが得意らしいですが、たちふるまいはとっても日本人だぁ、と思ったのが勝ったときのリアクション。多くの選手が勝利のあとは観客にむかって手を振ったり拍手しながらコート中央にでてくるのですが、大阪選手は日本人独特の会釈をな数回したくらい。観客席に居たほかの日本人の人たちと「謙虚すぎる勝ちのあいさつですね~」と話していました。写真はこれまた謙虚にちょこっと手を振っている様子です。



明日の試合、がんばれ~!!!


2016年1月1日金曜日

久々のスワヒリ語続き:再会

今年最期のシフトに行った時、その前の夜勤で入院で受け持ったナイロビ出身のインド人ママと赤ちゃんがどうなったかなぁ、と気になって名前を探していたら「本日退院予定」とありました。

受け持ちでなかったので、休憩時間に会いに行ったら、赤ちゃんもママもとても元気そう。退院おめでとう!経過が順調で本当に良かった、などなどスワヒリ語ですこし会話してみたところ、ベットサイドには赤ちゃんのお父さんとおばあちゃんがいて、そのおばあちゃんが「このナース(私のこと)覚えているわ」と。私は「え??」とちょっとわからなかったのですが、ママも「そうなのよ。覚えているでしょ」と。

実はこのママの一人目の赤ちゃん、数年前にNICUに長く入院していたのです。その一人目の赤ちゃんは残念なことに生後5ヶ月で亡くなっていたのですが、このときママの顔と赤ちゃんの経歴をはっと思い出しました。夜勤で受け持っていた時、どこかでみたかも?とおもったのですが、このとき途切れ途切れの記憶がつながったのです。

亡くなった一人目の赤ちゃん、お腹に珍しい腫瘍があり、経過も治療も複雑でした。その赤ちゃんを受け持った時は特に忙しく、でもこのママはスタッフに文句も言わずかなり辛抱強く病院で過ごしていました。そして赤ちゃんの予後はあまり良い告知はされていなかったのですが、それでも前向きに在宅に向けてママはとてもがんばっていました。

今回生まれた二人目の赤ちゃんは最初に心配なことがいくつかあったのですが、無事数日で解決して退院となりました。本当に良かった!これからすくすく育ちますように!!!