最近双子ちゃん多いです。
昨日・一昨日と受け持ったのは自然双胎。27週で生まれて昨日で生後約3週目。
お兄ちゃんのほうはもう点滴もなく、お母さんの母乳に補助的な栄養剤を追加して体重がゆっくり増えているところ。まだ呼吸状態は安定しておらず、CPAPという呼吸補助を使いながらすごしています(注:CPAP:鼻マスクから持続的に空気を送り込み、圧力を通じて気道を広げる)。
弟君のほうは、10日ほど前から感染症にかかり状態が不安定。この子もCPAPを酸素を25%くらい使いながらだけど、呼吸状態が不安定。一昨日初めて受け持ったときに「なんだかちょっと皮膚の色がすくんでいるなぁ」と思っていたら極度の貧血が血液検査でわかり、輸血を20ccほどしました。最初お母さんは「輸血なんて怖い・・・私の血を使えないの?」「輸血が原因でHIVやほかの感染症の危険はないの??」と不安が大きかったけど、大ベテランのナースに助けてもらいながらお母さんに輸血の必要性を説明。最後は安心してもあり、輸血ができました。輸血後は皮膚の色がピンクになり、すこし呼吸状態も落ち着き、ほっとしたところ。
昨日の朝また受け持ったとき、「昨日輸血した割りに、やっぱり活気がいまひとつ?」と思いながらでも私が触ることに「触らないでー」というように手足を動かしてはいたものの、はやり気になる反応。
午前中に医師を含めた回診。いろいろディスカッションを重ね、抗生剤を一つ追加して土曜日まで血液検査はせず様子を見ることに(もう採血しすぎて血管がつぶれて採血がとても困難なため)。小さい体に採血のあざだらけで、本当にかわいそう。。。
そして午後。だいぶ活気がなくなる。オムとを換えても反応いまひとつ。そして午後。突然しつこい徐脈とサチュレーション(空気飽和度。通常88%以上目標のところ、60-70%まで低下)の低下を伴う無呼吸の連発。自発呼吸を促すために刺激したりCPAPの酸素を上げても、反応がいまひとつ。すぐにリーダーさんに報告して、Nurse practitioner:NPがやってきて診察。NPは10分くらいその場で赤ちゃんを観察して「うーん、挿管しよう」ということで、挿管へ。
挿管のとき、日本とまったく違うのが、ここでは沈静をかけて挿管します。ばたばたと薬を準備して、投薬はNPの指示のもと、受け持ちの私がIV(点滴ラインから)。こういった場面にはまだ慣れていない私だけど、昨日一緒に働いたメンバーがとてもいい仲間たちで、沢山サポートしてもらいながら無事挿管。気の合う仲間と仕事ができるって、ホント重要。
夕方やってきたご両親。ちょっと心配そうだったけど、挿管して呼吸が落ち着いている姿を見て少し安心したみたい。この日は状態が落ち着いているお兄ちゃんをお父さんが抱っこ。カンガルーケアといって、お母さん・お父さんの肌にオムツだけつけた赤ちゃんを抱っこしてもらいます。このカンガルーケア、挿管している赤ちゃんでも、状態がある程度落ち着いていると積極的に促していきます。そして今の職場では両親は「Visitor」ではなく「Parents」ということで、24時間いつでも面会自由で、滞在時間も自由。カンガルーケアも日中・夜問わず、いつでも行っています。この柔軟さはここでのケアのよい点です。
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