日記をサボっていたHadijaですが、元気にやっております。
慢性期レベルのケアでは数ヶ月前に独り立ちをして、その後急性期レベルでも5月末に独り立ちをしました(前に質問があったのですが、急性期レベルとは重症度が高く、主に呼吸管理や循環状態を補助する薬などを使う赤ちゃんたちのケアです)。
本当は、この日記では日々の仕事の振り返りと少しでも自分の経験をほかの人とシェアできたら、と思い始めたのだけど、相当サボっているので、本日は少々要約しながら最近のことなど書いてみようかと。
<今の職場環境のすばらしいこと>
先日、Lactation専門(母乳育児のエキスパート)のNP(Nurse Pactitioner:大学院卒の専門看護師)による職場での勉強会がありました。これに参加するのにちゃんとお給料が支払われ、休みの日でない場合は、「勉強会参加のための有給」と振り返られます(ただし、勤務日の場合は人数の調整がつく範囲での振り替えとなる)。私は幸い休みだったので、簡単に手続きをして勉強会参加。
この「勉強会参加のための有給」は一年で3日間各自にあり、これを学会出席やなにかの資格のために使うなど、各自に任されています。ちなみに学会などにいく場合、自分が発表者でなくても、交通費や参加費など、看護組合や看護協会、もしくは病院で予算がすでに組まれていて、かなりの確立であとから払い戻されることが多いとか。次回大きな学会がワシントンDCであるとかで、今から同僚たちは申請計画をしています。ちなみに前回(前々回?)はラスベガスだったそうな。
私ももうちょっとなれてきたら、そんなことを計画してみようかなぁー
<ベット数縮小>
ただいまこちらカナダは夏真っ盛り。夏はみんなが楽しみにしています。だって、冬は寒すぎるから。。。夏は仕事をしない人が多いので、スタッフの数も減ります(日本で言うパート勤務の人たちがかなり経ることに加え、休暇をとる人が多いため)。
働くスタッフが確保できないのでなにが起こるかというと、ベット数縮小。満床62のところ、今は55となっています。満床以上のこともあるけど、そういう時は管理職レベルの人たちが調整。働く側が安全に仕事をできることをまずは優先。
病院内で生まれるケース、同じ地域からの搬送は満床でも受け入れるけども、北のほうのいわゆる「準州」といわれる地域からの搬送はほかの州に回してもらうそうな。
<最近の印象的なケース>
なんだか重症度が高いです。立て続けに24週、25週、26週レベルの赤ちゃんが沢山生まれました。この1ヶ月くらいの間。26週の自然三つ子ちゃんもいます。
・24週うまれの男の子
私が独り立ちしてすぐのころ、24週の男の子がうまれました。この子は生まれて数日は典型的な治療コース(挿管しての呼吸管理、昇圧剤、電解質・血糖管理、その他もろもろ)を経た後、順調に進み・・・と思いきや、腸管穿孔を生後2週目におこし、同じころ頭の脳質拡大も著名に見られて、という厳しい状況でした。
でも、なんとなく強いなぁ、と感じがあったこの男の子。両親は「もしだめなときは蘇生しなで、自然に任せてほしい」というところまで話があったけども、復活。まだ呼吸状態は落ち着かないものの、少しずつ大きくなっています。頭のほうは水頭症を起こしているので、毎日頭のお水を抜きながらだけど、それなりに落ちついてきました。
この強い男の子。お母さんも強くしっかりしています。「この子は小さいけど、とても強い力を持っているんだと思う。この子がこれだけ強いんだから、私も強くならないと」と、強い目線にいつも笑顔。
腸管穿孔といえば、こちらではかなりの頻度で遭遇します。。。現在55床のところ、小さなストマをもつ子は3人(4人かも?)。1キロにも満たない赤ちゃんのおなかにあいているこれまた小さな穴。。。ストマバックも当てたれないほど小さなおなか。。。これからの道のりが長いなぁ。
・大きな赤ちゃん・・・!
少し前だけど、5キロ近い体重の赤ちゃんが生まれました。それも経膣分娩。結果赤ちゃんは肩に骨折。痛み止めに最初の数日モルヒネを使うものの、両親は「ミルクは絶対に使わない。母乳のみ」ということで、モルフィネを徐々に減らして、母乳の練習へ。といっても、おそらく肩の痛みと、まだ分泌がすくないおっぱいに赤ちゃんの不満↑↑。。。
おっぱいがでないので、夜勤中にあるナースが何回かミルクをあげたところ(必要な水分は点滴で投与されていたものの、満期で生まれた赤ちゃんがそれだけで満足できるわけがない・・・)、それを翌朝しった両親大激怒。ミルク(母乳以外のもの)に対してかなりの不信感があるようで、「ミルクを飲ませろといった医者の名前はだれだ!」「どのナースが実際に飲ませたんだ!!」とものすごい剣幕で私たちを攻め立てる。
こういう責任問題は上の人に任せて、とりあえず私の受け持ちの間、授乳を練習するものの・・・私のかかわりにはさっぱりなようで、同じ部屋にいる同僚にヘルプを求める。が、その同僚のかかわりにもほとんど耳を貸さない両親。そして「Lactation professionalを呼んでほしい!」の一点張り。どうやら普通のRNという立場のNsは信用できない様子。
話を聞いていると、どうやら出産前から医療者に対して不信感は募っていた様子。帝王切開だったら、肩の骨折も起こらなかっただろうしなぁ。
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